「木材破砕機のデフレクタ装置」とは
消費型社会の急成長に伴い産業廃棄物や公害の発生、異常気象、生態系の
異変など、私達の身近に感じられる地球規模の環境破壊や温暖化が今大きな
問題となっています。近年の環境保護基準の強化などにより、私たちをとりまく
自然や暮らしをもっと快適な環境にするために、資源の有効活用、再利用を
重視する循環型社会が見直されています。

循環資源リサイクルで、美しい地球と安全な暮らしを守るために、粉塵や破砕片の飛散しない、大気汚染のない木材破砕機のデフレクタ装置を開発しました。
微粉旋回阻止板の取付けによって粉塵漏れを95%削減
本考案はハンマーミルを備えた木材破砕機に特殊使用のデフレクタ装置を付属させた木材破砕処理システムであり、大きな木片は勿論のこと、微粉や粉塵が殆ど飛散せず、安全衛生的で、効率良く長尺木材を破砕することができます。タブの上部をスッポリ覆う形の外蓋は、シリンダ駆動により、自動的に開閉可能にし、運転中木片及び微分が飛散しないようにして、自動運転中に次の原料木材を調整できるので危険性がなく、かつ現場において効率的な運転ができます。
現在国内で使用されている破砕機のハンマーミルで破砕すると微粉は粉塵となって空高く舞い上がります。約100メートル位離れた場所からでも粉塵が立ち上がって見えました。本考案では、外蓋に微粉旋回阻止板を設けているため、ホッパ内での微粉の旋回が防止されます。そのため、ホッパ及び外蓋との間に多少の隙間があっても、破砕片が飛び散ったり、粉塵が漏れることはありません。この写真では、覆部とホッパ上部との間に3センチの隙間を開けていますが、微粉旋回阻止板の取付けによって粉塵漏れを95%削減できました。

外蓋、微粉旋回阻止板、散水ノズルの組み合わせにより、微粉・粉塵が飛び散るのを、99%以上阻止
さらに、本考案の木材破砕機のデフレクタ装置には、タブの内部に向けて散水ノズルがとりつけられています。水を微粉や破砕片に吸着させ、粉塵が出ないようにし、散水された水は、全て微粉や破砕片に吸着され、破砕片を少し湿らせる程度。製品品質に影響を与えることはありません。

外蓋、微粉旋回阻止板、散水ノズルの組み合わせにより、微粉・粉塵が飛び散るのを、99%以上阻止できました。本考案は、木材破砕に限定されるものではなく、適宜の設計変更を行うことにより、各種の破砕機に取り付け可能です。

長崎工業は環境の保全を使命と考え、産業廃棄物の処理等のトータルなリサイクルシステムを確立し地球にやさしい環境マネジメントに取り組んでいます。

